競馬歴20年で悟った、追い込み馬を本命にしてはいけない。
なぜ、人は追い込み馬を本命にしたがるのか。
競馬で強烈に印象に残っているレースというのは、
直線に入って、どう考えても届きそうにない位置から差し切ったときである。
人は、そのようなレースを記憶してしまう。
人は、差し切り勝ちの満足感を憶えてしまう。
これが最大の過ちである。
どうしても、鮮やかな差し、追い込みが
決まったレースというのは記憶に残るものである。
そんな馬たちを上げてみよう。
GI
ナリタタイシン (皐月賞)
アグネスデジタル (マイルCS)
スイープトウショウ (秋華賞、エリザベス女王杯)
ニシノフラワー (スプリンターズS)
ブエナビスタ (オークス)
デュランダル (スプリンターズS)
ハープスター (桜花賞)
サクラチトセオー (天皇賞・秋、京王杯AH)
レッツゴーターキン (天皇賞・秋)
スペシャルウィーク (天皇賞・秋)
GII、GIII
ヒシアマゾン (クリスタルC)
ブロードアピール (根岸S)
マティリアル (スプリングS)
サクラローレル (中山記念)
ほかにも、たっくさんいます。あなたの記憶に残る
追い込み馬を教えてください。
追い込み馬は、過剰人気する。
なぜ、追い込み馬を買うと外れるのか。
レースで、後方待機して差し切り勝ちができるのは、
競輪か競馬くらいだ。
陸上の100mで後方待機して、一気に差し切る選手いる?
陸上の800mで後方待機して、一気に差し切る選手いる?
マラソンで後方待機して、一気に差し切る選手いる?
F1レースで後方待機して、一気に差し切る選手いる?
競馬で後方待機する馬は、
他馬を嫌うとかの気性的な問題のある馬、
展開の助けが欲しい馬、
またはレーススピードについていけない馬だ。
だって、スピードがある馬は逃げ切っちゃうぜ。
新馬戦はスピードのある馬が勝っちゃうもん。
クラスが上がっていって、逃げ切り勝ちができなくなったから
しょうがなく、追い込みにしようかってなる。
これはGIなどの重賞よりも条件戦で顕著に現れる。
そして、後方にいるということは、
4コーナーなどで内に馬がいる場合、外を回す必要がある。
その場合、距離損となる。
また、16頭などの多頭数のレースの場合、直線で捌くのに、また手間がかかる。
以上のような理由で、
追い込み馬はオッズの魅力もないし
勝負のウマ味もない。
当ブログでは、複勝をメイン、ワイドを少々という感じで書いておりますが
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